2010.01.13.
阪神・淡路大震災記念合同チャペル1/13開催

 関西学院は1月13日(水)、関西学院大学阪神・淡路大震災記念合同チャペルを開催した。
 1995年の阪神・淡路大震災で学生15人、教職員ら8人が尊い命を失った関学では、震災から学んだ教訓を忘れないように1996年から合同チャペルを実施しており、今年で15回目となる。
 合同チャペルには学生や教職員ら約250人が参加。亡くなった学生の数に合わせてハンドベルを15回鳴らし、全員で黙祷を捧げたほか、山西康司・元兵庫県神道青年会災害復興支援会議議長(神戸・二宮神社禰宜)が「被災者支援を続けるなかで『心の復興』の必要性を感じてきた。学生のみなさんには、社会へ出てからも助け合うことを忘れず、若い力を地域の安全のために役立てて欲しい」とメッセージを述べた。
 チャペルでハンドベルを鳴らした山内雅博さん(商3)は「私も神戸で被災した一人。震災のことを知っている学生が年々少なくなる中、震災の記憶や助け合いの心を伝えていきたい」と話した。