2009.11.04.
フラビア・パンシエーリ国連ボランティア計画(UNV)事務局長が来校

  国連ボランティア計画(UNV)のフラビア・パンシエーリ事務局長が、11月4日、西宮上ケ原キャンパスを訪れた。関学への訪問は初めて。
  パンシエーリ事務局長は、国連学生ボランティアに参加した樋口祥子さん(法4)、芦田明美さん(総4)、木下杏子さん(総3)らのガイドのもと、大学図書館や日本庭園など、キャンパス内を見学したのち、杉原左右一学長、グルーベル院長らとオハラホールで懇談した。
  杉原学長は「国連学生ボランティアを通して学生らは、卒業後も国際的な企業で活躍したり、欧米の大学院に進学して国際協力の『プロ』をめざしたりと、大きく成長している。国連学生ボランティアは、日本の大学システムのなかではチャレンジングな取組。この経験をこれまで以上に発信し、理解と協力の輪を広げる責務を感じている」と述べ、パンシエーリUNV事務局長は「今後もKGUとの取り組みは続けていきたい。取り組みを通して、若者へボランティアリズムが浸透していくことを願っています」と話した。
  なお、関学大では、国連ボランティア計画と協定を結び、 2004年度から国連学生ボランティアプログラム をスタート。これまでに50人の学生が同プログラムを通じて、開発途上国での支援活動に参加している。