2009.09.25.
高等部生徒の論文が2号続けてセルビアの数学専門誌に掲載

高等部の数学研究部の生徒が執筆した数学の論文“Combinatorial Games and Beautiful Graphs Produced by them.”(組み合わせゲームとそれから作られる美しいグラフ)が、セルビアの国立数学研究所が発行する雑誌Visual Mathematics Volume 11, No.3, 2009に、前号に続いて掲載された。論文の著者は、 内藤昌宗さん、巽創さん、西村幸一朗さん、井上泰志さん、泊祐樹さん、中岡拓磨さんと高等部卒業生の山内俊幸さん、松井啓史さん。

パズルとして知られた「苦いチョコレート問題」というものがある。これは板チョコの一部に苦い部分があり、2人のプレイヤーが交互にチョコを折って食べていき、苦い部分を最後に残された人が負けるという、ばば抜きのようなゲーム。これを高等部生が形を工夫して新しい種類のチョコを作り、そのゲームの後手必勝のときの形を調べることで、現代数学に現れるフラクタル図形を発見した。数学研究部顧問の宮寺良平教諭は「このフラクタル図形がとても美しいことも良い評価をうけた理由ではないか」と話している。

なお、この研究は2009年5月のカナダの科学コンテストでの3年連続1st prize(金賞)の研究Mathematical Games(数学的ゲーム)が基礎となっている。