文部科学省の平成２１年度「大学教育・学生支援推進事業【テーマＡ】大学教育推進プログラム」の採択結果が９月10日に発表され、 関西学院大学人間福祉学部社会起業学科の「社会起業家養成の革新的教育プログラム開発～基礎―専門―実践―応用教育を通じたウェルビーイングに寄与する社会起業能力の育成」が採択された。取組担当者は、牧里毎治・人間福祉学部社会起業学科教授。取組期間は、2009年度 ～ 2011年度。

【取組概要】
　本取組では、基礎－専門－実践教育に加えて、単なるサービス・ラーニングを超えた「起業プラクティス」なる応用教育を提供することで、知識習得のレベルだけでなく、実社会で主体的に活用できるレベルにまで学生の社会起業能力を高める体系的な教育プログラムを構築する。
　学生は教室内での基礎－専門教育を通して、社会起業能力に関する基本的な知識や技術について学ぶほか、インターンシップや起業演習（起業プランの作成）などの実践教育、さらには、応用教育のなかで実際に独自の起業プロジェクトを継続的に運営・評価し、社会貢献することによって、実社会に通用する能力を身につける。
　学生の主体的な学びを通して学士力を高めるとともに、本教育プログラムを通して実際に社会貢献することを目指す。