2009.04.30.
ベルリン技術経済大学と学術交流協定を締結

 関西学院大学は今月4月24日、ドイツのベルリン技術経済大学(HTW Berlin)と学術交流協定を締結した。西宮上ケ原キャンパスで行われた調印式では、関学大を代表して杉原左右一学長、ベルリン技術経済大学を代表してミヒァエル・ハイネ学長が協定書に署名した。関西学院大学のEU研究などを中心に交流・協力を推進してゆく。
 ベルリン技術経済大学の前身は1874年に創設されたデザインの専門技術学校。いくつかの大学との統合を経て、1994年に国立のベルリン技術経済大学として創立された。ドイツの応用科学系の大学ランキングで上位7位に入っている。経営学、経営工学、国際経済学、開発経済学のプログラムは英語で授業を実施している。学生数は1万人。
 調印式には小川暁夫・文学部教授も出席。小川教授は今年、ドイツから優れた日本人研究者に贈られるフィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞しており、ハイネ学長は「今回の協定を機に、両国の交流がますます盛んになれば」と期待を語った。

■ベルリン技術経済大学HP