2009.02.16.
社会起業の学生団体「KG‐TANK」活動本格化―22日に「edge2009ファイナル」出場
設立1年目の学生団体「KG‐TANK」が頑張っている。同団体は、社会起業に関心を持つ人間福祉学部社会起業学科の学生たちが中心となって立ち上げた。これまでに滞日外国人の就労を後押ししようと学内でカフェを開いたり、社会起業の勉強会を開催したり、徐々に活動の場を広げてきた。NPOの「edge」が毎年開催しているビジネスプランコンテストにも応募し、同団体から2グループが1次審査を通過。2月22日(日)に実施される最終審査「edge2009ファイナル」に臨むことになった。
人間福祉学部1年生の奥尚子さんが代表を務めるグループは、日本で雇用の機会を得ることが難しい滞日外国人女性らと協働で、フィリピンや台湾の郷土料理を織り交ぜた会員制の仕出し弁当屋の出店を構想している。実現にはまだハードルが残されているが、「まずは週1回程度で始めてみて、いずれは常設のカフェを開きたい」と話す。コンテストではその計画概要やねらいを審査員に訴える予定だ。
最終審査は13時から、大阪市内の梅田スカイビルで公開される。有料、事前申込要、詳細は
edgeホームページ
を参照。