2009.01.23.
関学と産業技術総合研が連携協定を締結―教育・研究分野の相互協力と人材育成

 関西学院大学と独立行政法人産業技術総合研究所は1月21日(水)、同大学・神戸三田キャンパスで、教育・研究分野の相互協力と人材育成を目的とした連携協定を結んだ。理化学研究所神戸研究所、大型放射光施設「SPring-8」に続く3例目の連携となる。

 具体的には、4月から同研究所の研究員4人が、客員教授として関学大大学院理工学研究科に着任し、講義や大学院生の指導を行う。また、大学院生を同研究所に派遣し、共同研究にあたる。

 調印式では、尾崎幸洋・同大学理工学部長と神本正行・同研究所関西センター所長が協定書を取り交わした。尾崎理工学部長は、「若手研究者育成のための相互連携は大変意味のなること」と話す。連携により、日本における科学技術の発展に寄与することが期待されている。