2008.11.19.
関学高等部の生徒が数学で日本代表を目指す

関西学院高等部の松井啓史君ら数学研究グループの5人は、朝日新聞主催のジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ(JSEC)に参加し、本選出場の30チームに選ばれた。12月6日(土)に東京で開かれる全国大会に挑む。
JSECは高校生を対象とした科学技術自由研究コンテストで今年で5回目。毎年優秀な学生が全国から選ばれ、上位3チームがアメリカで開催される世界大会に派遣される。
松井君らはこれまでにも取り組んできた数学研究「パスカルの三角形の一般化」などが、カナダの科学コンテストで優勝したり、イギリスの数学雑誌に掲載されるなど高い評価を受けてきた。「日本代表になるために全力を尽くす」と山内俊幸君は意気込みを語る。生徒の指導にあたる宮寺良平教諭も「数学者のレベルまで来ている研究です」とエールを送る。