2008.09.24.
時間割作成国際コンペティションで入賞―熱田光紀さん(理工学研究科・情報科学専攻修了)

 今春、大学院理工学研究科・情報科学専攻の博士課程前期課程を修了した熱田光紀さん(茨木研究室)が 時間割作成国際コンペティション(International Timetabling Competition 2007) に、茨木俊秀・理工学部教授、野々部宏司・法政大学工学部システムデザイン学科准教授とともに参加し、 3つのトラック(トラック1:試験時間割作成、トラック2:大学の時間割、トラック3:高校の時間割)全てで3位以内に入賞 した。

 学校の時間割作成は、教室の数や収容人数、教員の都合など、さまざまな制約を考慮しなければならず、大学や高校では経験に頼って試行錯誤しながら作成されているのが現状。このコンペティションは、コンピューターで自動的に時間割を作成するプログラムの優秀さを競うもの。トラック1で3位、トラック2で2位、トラック3で3位に入ったことは、熱田さんの作成したプログラムがさまざまな問題に対して柔軟に対応できる優れたものであることを示している。

 なお、 関西学院大学理工学部の授業時間割 も熱田さんが作成したプログラムを基に作成されている。