2008.07.14.
高等部生が取り組む数学研究-カナダの科学コンテストで1位に

 関西学院高等部3年生の松井啓史君、井上貴文君、山内俊幸君、内藤昌宗君、巽創君が中心となって取り組んできた数学研究「ヨセフス問題」が6月、カナダの科学コンテスト「Virtual Science Fair」の物理・数学部門で1位に輝いた。昨年の「パスカルの三角形の一般化」に続き、2度目の受賞。
 このコンテストは主にカナダの小学生から高校生の科学研究成果を競うもので、約400点の応募の中から選ばれた。
 今回の研究はアメリカのWolfram Research社から研究面のバックアップを受けて取り組んだ。担当の宮寺良平教諭は「科学技術のレベルが高いカナダの科学フェアで2年連続認められたことはすばらしい」と話す。研究内容は コンテストのHP で見ることができる。また、同研究内容は京都大学数理解析研究所発行の「考究録」にも掲載される予定。