2008.01.28.
関学大水球チームに海を越えて救世主

 水上競技部水球部門に海を越えて救世主がやってきた。米・ネバダ州出身のチェイス・ヒューストンさん(21)、カナダ・ケベック州出身のサミ・エラヤさん(20)の交換留学生だ。二人は昨夏来日し、10月から練習に参加している。水球はともに未経験に近く、技術は未熟だが、パワーと強烈なシュート力を武器にめきめきと上達。今では日本人学生を連日、圧倒している。
 同部はかつて関西学生リーグを5連覇した強豪だったが、近年は部員不足から低迷。昨季は最下位に終わった。しかし、二人の加入で活気を取り戻しつつある。
 「何事もチャレンジ。もっと上手くなってチームに貢献したい」(チェイスさん)、「体育会の礼儀作法や挨拶、すべてが新鮮。日本文化を肌で理解できる」(サミさん)と、常にプラス思考の二人。言葉や文化の違いも「ノー・プロブレム」、だそうだ。