2008.01.15.
絶版書籍をネットで販売!売上好調!-松本修平さん(商1)-

 絶版になり、書店では手に入らない本をネット上の書籍販売サイト「アマゾンマーケットプレイス」で販売する会社を経営する松本修平さん(商1)。3年前に開始し、順調に売り上げを伸ばしている。
 小さいころから読書が好きで、よく書店に行っていたが、欲しい本が在庫切れや絶版などで手に入らないことが多かったという。「絶版の本がオークションになれば、定価の10倍まで幅広い価格になるが、まちの古本屋ではとても安く販売されている。これはビジネスになると思った」。自分の勘を頼りに、古本屋や古本市で本を購入。今は自宅に約3千冊の在庫がある。 
 スピードを重視し、午後4時までに注文があれば、翌朝には到着するシステムをとっている。速達料金が余分にかかるため、その分書籍の値段も高く設定しているが、早く本を手に入れたい購買者からの評価は高いという。
 本好きが高じて始めたビジネスだが、「今は忙しすぎて、自分が本を読む時間がない」と本人は苦笑い。