2007.11.26.
関学生が児童と園児にプレゼンテーション

 「みんなは二酸化炭素って知っているかな」「ごはんは好き嫌いせず、残さずに食べようね」
 子どもたちに環境問題や貧困問題を知ってもらおうと、総合政策学部の学生たちが11月21日(水)、地元三田市の学園小学校で1年生44人に紙芝居を実演した。
 演じたのは同学部の西本昌二教授ゼミ所属の1年生21人。子どもだけでなく、学生たち自身にも世界の諸問題に関心を持ってもらおうと、西本教授が発案した。「子どもに理解してもらうには相当な努力が必要。知識を深め人に説明する力を養ういい訓練になる」と話す。
 学生たちは9月からシナリオや絵の作成に取り組み、練習を繰り返してきた。その甲斐あってか、児童たちも学生たちの話に熱心に耳を傾け、楽しんでいた。11月28日(水)には三田市内の慈愛幼稚園でも実演するほか、外国人の児童に英語で実演することも計画している。西本教授は「プレゼン力の向上に加えて、英語のスキルを高める良い機会にしたい」と話している。