2007.06.18.
尾崎・理工学部教授が中国・吉林大学の名誉教授に就任

尾崎・理工学部教授が中国・吉林大学の名誉教授に就任

 理工学部の尾崎幸洋教授が今年5月、本学姉妹校の中国・吉林大学の名誉教授に就任した。吉林大学は、長春市にある中国最大規模の総合大学。尾崎教授は、1994年から同大学の客座教授を務めており、同大学から本学へ多数の学生、博士研究員を迎え入れた国際交流への貢献と、振動分光学の基礎と応用における世界的貢献が認められた。同大学の名誉教授には、ノーベル賞受賞者など世界的に著名な研究者がいる。本学では、故柚木学・元学長以来二人目の就任。
 尾崎教授は「今年は関学と吉林大学が姉妹校の協定を結んで25年。このような記念すべき年に名誉教授に選ばれ何よりうれしい。吉林大学との協力関係をいっそう発展させたい」と話す。
 また、同時期に長春にある中国科学院応用化学研究所の名誉教授にも選ばれた。同研究所は、ナノサイエンス、電気化学、分析化学、高分子化学の研究で有名。尾崎研究室出身の二人の教授が在籍している。今後、尾崎研究室は、ナノサイエンス、高分子化学の分野で応用化学研究所と密接な協力関係を持つ予定。