2007.05.22.
麻疹(はしか)の感染拡大にともなう注意!!-関学生の皆さんへ

麻疹(はしか)の感染拡大にともなう注意!!-関学生の皆さんへ

関学生の皆さんへ

 麻疹(はしか)の感染が関西地方にも拡がっています。麻疹にかかったことがなく、ワクチン接種していない方(※)が、37.5度以上の発熱がある場合には、麻疹の可能性も否定できません。その場合は、登校する前に医療機関を受診し、医師の診断・指示を受けてください。

<大学として6月30日まで以下の措置をとります。>

(1)医療機関において、麻疹の可能性があるとされた場合には、本学保健館(西宮上ケ原:0798-54-6023、神戸三田:079-565-9045)および 学部・研究科事務室 に電話で連絡して、解熱後3日間を経過するまでは、登校しないでください。

(2) (1)によって授業を休んだ場合には、学部・研究科の事務室から、担当教員にその旨連絡し、適切な対応をとるように要請します。ただし、1. 保健館、学部・研究科事務室への連絡、2. 後日、医療機関の診断書を提出することが必要です。

(※)最近の学生は,麻疹にかかったことがなかったり、ワクチンを接種していても、1回しか接種しておらず免疫が十分でない場合があります。

ご参考
【一般的な症状】
1)感染後10~12日後(潜伏期間)して、発熱、咳、鼻水、結膜炎などが出現する。(カタル期)
2)発熱してから2~4日ごろ、一度熱が下がる。
3)約半日~1日後に再び高熱が出て発疹が出現。咳、鼻水、結膜炎などが増悪(発疹期)
4)2度目の熱は4~5日ほどで下がり、発疹の色もあせてくる。(回復期)
  肺炎、脳炎、中耳炎などを合併する場合もあります。

【予防】
1)手洗い、うがいを行い、睡眠・栄養をしっかりとって免疫を高めておきましょう。
2)予防にはワクチン接種が有効です。麻疹にかかったことがなく、過去に予防接種を受けていない場合には医療機関に相談の上、早期のワクチン接種をお勧めします。

2007年5月18日
関西学院大学