2006.08.03.
ビジネススクールの教育プロジェクトが文科省支援事業に採択される

ビジネススクールの教育プロジェクトが文科省支援事業に採択される

専門職大学院経営戦略研究科経営戦略専攻(ビジネススクール)の教育プロジェクト「ケース『現代企業家の戦略的役割』の製作」が、文部科学省の進める平成18年度「法科大学院等専門職大学院教育推進プログラム」に選定された。同省が7月28日に公表した。
 このプログラムは、同省が優れた教育を行なう専門職大学院に重点的に財政支援を行なうもの。今年度は40件の申請があり、新たに14件が選ばれた。
 同専攻のプロジェクトは、日本を代表する企業家にその理念や戦略、意思決定、経営行動などをインタビュー調査し、その結果をテキストや映像などにまとめ、MBAの教材として活用するもの。調査の内容は一般にも公開し、経営者教育などに役立ててもらう。一部は英訳して、海外へ発信するほか、企業家自身が講義に参加し、学生と討議する機会も設ける。
 関学大ビジネススクールでは、すでに奥田務教授(株式会社大丸会長兼CEO)による「経営戦略事例研究」「組織管理事例研究」の2科目を開講しており、経営の現場の実情に迫る教育に力を入れている。

 

現代企業家の戦略的役割PDFリンク