2006.07.31.
経済産業省「技術経営人材育成プログラム導入促進事業」に採択-経営戦略研究科
経済産業省「技術経営人材育成プログラム導入促進事業」に採択-経営戦略研究科
関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科の事業が経済産業省の推進する平成18年度「技術経営人材育成プログラム導入促進事業」に採択された。同事業は技術と経営の両方に通じた技術経営人材(MOT人材)を育成するプログラムの開発を推進するもので、大学や民間教育機関等などから公募され、68件の応募からで23件が採択された。
関西学院大学の採択事業は「MOT教授法としてのアクション・リサーチの活用」(代表者:同研究科・佐藤善信教授)。アクション・リサーチは社会人学生が職場での課題を指導教員と共に発見・分析し、改善策の計画、実行、観察、リフレクション(新たな問題点の発見と分析)といった段階を通じて、新たな気づきを中心に理論化をはかる研究・実践方法。イギリスを中心にヨーロッパやオーストラリアの社会人MBAで10数年前から盛んに実施されているが、日本ではあまり紹介されていない。関学ではこの方法の体系化を通してMOT教授法への活用を目指す。