2025.09.01.
川口竜斉さん(理工学研究科 博士課程前期課程 1年生)と平山心さん(工学部 4年生)がEC2025で「特選セッション最優秀賞」と「対話発表賞」を受賞
川口竜斉さん(理工学研究科 博士課程前期課程 1年生 情報工学専攻 片寄晴弘研究室)と平山心さん(工学部 4年生 知能・機械工学課程 片寄晴弘研究室)が8月25日~8月27日に日本大学文理学部キャンパス(東京都世田谷区)にて開催された情報処理学会EC研究会主催のエンタテイメントコンピューティング2025(EC2025)において「特選セッション最優秀賞」と「対話発表賞」をW受賞しました。
「特選セッション最優秀賞」は特選セッショントラック発表認定研究(査読を通過した研究)の中から、論文およびプレゼンテーションが最も優れたものに贈られる賞です。「対話発表賞」は、デモ・ポスター発表において参加者投票により選ばれる賞です。
受賞した概要は以下の通りです。
【タイトル】
体験の知覚-認知過程に着目した Entertainment Design Catalog の提案と EC学術領域に関する一考察
【受賞者】
川口 竜斉、平山 心、片寄 晴弘
【発表概要】
ユーザの「心の動き」に着目した Entertainment Design Asset(EDA)を再構成し、形式的枠組みとして Entertainment Design Catalog(EDC)を提案した。EDCでは、コンテンツ受容を「知覚‐認知‐情動‐動機づけ」の段階に整理することで、EDAの記述指針を明確化する。さらに、LLMの活用により、EC領域の研究における「心の動き」デザイン分析の自動化への道を拓き、ECシンポジウム約1000件の論文の分析を通じて、当該領域の研究動向を「心の動き」視点から俯瞰できるようになった。

