2025.07.11.
1年生限定キャリアイベント「KGキャリア Meet∞Step」を初開催

7月4日、西宮上ケ原キャンパスのフジタ・グローバルラウンジにて、学部1年生が先輩学生と接することで将来について考えるイベント「KGキャリア Meet∞Step」を開催しました。キャリアセンターが学部1年生に限定したイベントを行うのは初めてで、当日は20名が参加しました。

キャリアセンターでは、入学時から将来のことを考えるきっかけとして2022年度からオンデマンド授業「KGキャリア入門」を開講するなど、4年間を通じた体系的なキャリア支援の計画を作成し、低年次からのキャリア形成支援を強化しています。KGキャリア入門では、様々な職業の卒業生から大学生活の過ごし方や現在の仕事についての話を聞くことで、入学後の学生生活をどのように過ごすのかを考えることを目的としています。春学期も学部1年生全体の48%にあたる2,784人が履修しました。

「KGキャリア Meet∞Step」では、オンデマンド授業「KGキャリア入門」を履修した学生が、身近な先輩学生とリアルで接することで、自分のやりたいことに気づき一歩踏み出すきっかけを掴むことを目的としています。 イベントでは、様々な価値観が書かれたカードの中から、自分の大切にしている価値観を取捨選択するカードゲームを通じて、自分の価値観を知るためのワークを行ったり、学生時代に留学や起業、ボランティアなど様々な経験をした学部3・4年生8名との座談会などが行われました。

座談会では、カナダに約4か月間の中期留学を経験した経済学部4年生の沖口 航さんが、「留学先では、自分で何とかしないといけない状況が出てきます。そういう経験をすると、知らない間に自分自身が成長することが出来ると思います。自分も留学で価値観が変わりました。」と、大学生のうちに環境を変えてみることの大切さを伝えていました。参加者たちは、様々な先輩の経験談を聞いて、これからの大学生活のイメージを膨らませたあと、「夏休みはボランティアに参加する」や「動画編集が得意なので、YouTubeへの投稿をしてみる」など、夏休みに自分が挑戦してみたいことを各々が宣言しました。

参加した国際学部1年生の北村 有唯さんは「大学生活でやりたいことを明確にするために参加しました。留学や起業など色んなことに興味があったのですが、様々な経験をした先輩の話を一度に聞くことができて良かったです。フットワーク軽く、全力でやりたいことに取り組むことが大事だとアドバイスをもらいました」と話していました。

先輩として座談会で起業について話した、社会学部3年生の大森 渚生さんは「自分は価値観カードゲームで”挑戦”や”プロフェッショナル”を選ばず、最後に”行動”のカードを残しました。「意外」と言われたけど、”行動”のカードを残した理由は、行動することが何よりも一番大切だと思っているからです。自分自身も1年生の時に、どういう大学生活にしたら良いか悩んだけど、人と違うことをしたいなと思って友人と起業しました。」と話していました。