2025.05.30.
木之下拓海さん(理工学研究科 博士課程後期 2年生)が日本化学会第 105 春季年会(2025)で「学生講演賞」を受賞
木之下拓海さん(理工学研究科 博士課程後期 2年生 化学専攻 村上慧研究室)が3月26日から3月29日にかけて、関西大学 千里山キャンパスで開催された日本化学会第 105 春季年会(2025)において「学生講演賞」を受賞しました。
受賞した概要は以下の通りです。
【タイトル】
α-アンモニオラジカルを鍵活性種とする第4級アンモニウム塩の変換
【発表概要】
医農薬に広く用いられる第4級アンモニウム塩の多様化反応を開発し、新規生物活性分子の創出に成功した。本研究では、第4級アンモニウム塩であるハロメチルアンモニウム塩を原料とし、光レドックス触媒を用いた反応を検討した。反応機構を適切に制御することで、選択的なアルキル化およびアリル化を実現し、塩耐性を付与する分子の同定にも成功した。
左:村上慧准教授、中央:木之下拓海さん、右:榊原陽太助教