2025.03.14.
産業研究所が大阪経済大学中小企業・経営研究所と学術交流に関する基本協定を締結
関西学院大学産業研究所は3月11日、大阪経済大学中小企業・経営研究所と、両研究所の学術研究活動の活性化を目指して学術交流に関する基本協定を締結しました。
本協定は両研究所の独自性の尊重と相互利益の原則に立ち、次の活動を促進するものです。
(1)研究者、教職員の交流
(2)学術資料、出版物および学術情報の交換
(3)共同研究、講演およびシンポジウム等の協力
(4)両研究所が同意するその他の学術交流
締結式に出席した大阪経済大学中小企業・経営研究所長の本間利通・経営学部教授は「この協定は、研究者や学生にとって貴重な学びの機会を提供し、双方の大学の発展に寄与するものです。また、中小企業の経営や地域経済の活性化に関する研究を通じて、実践的な知見を提供できると考えています」と述べました。また、本学産業研究所長の山口隆之・商学部教授は「この協定により、両大学の強みを活かした研究が進展し、地域社会や産業界に貢献できることを期待しています」と話しました。
今後、両研究所は協力関係をさらに深め、学術研究と関西経済との持続的発展に寄与していきます。
このたびの協定締結を記念し、6月7日にシンポジウムを開催する予定です。当シンポジウムでは、両研究所で行われている研究活動の新たな社会的貢献の方向性や可能性を探り、共創の場となることを目指しています。
<関西学院大学産業研究所について>
経済動向や個別産業に関する調査、研究を行うことを目的として1934年に設立された社会科学系の研究所。産業や経済に関する研究拠点として、社会科学分野の学際研究を通じた社会的貢献を果たすことを目的とする。現在は、学内外の研究者で構成される共同研究活動を中心に、講演会・シンポジウムなど学術情報の発信や他機関との連携事業にも力を入れている。
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<大阪経済大学中小企業・経営研究所について>
1950年に設立された産業経済研究所を嚆矢とし、中小企業研究および企業研究の分野において先進的な活動を続けている研究所。日本では数少ない中小企業に関する専門研究機関として国内外から高い評価を受けており、「中小企業研究における知の交流と創造の中心地」として中小企業研究および企業研究の分野において実践的な研究および教育機会を提供している。
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