2025.03.14.
体育会スケート部の長森遥南さん、嶋田利渚さん、石川優希さんが「第9回アジア冬季競技大会」に出場し団体で銅メダルを獲得

スピードスケートやスキーなど冬季スポーツの世界大会である「第9回アジア冬季競技大会」が2月7日から14日にかけて中国・ハルビンで開催され、本学体育会スケート部に所属する長森遥南さん(教育学部4年生)、嶋田利渚さん(経済学部1年生)、石川優希さん(人間福祉学部1年生)が日本代表として出場し、団体の女子リレーと混合リレーで銅メダルを獲得しました。

長森さん、嶋田さん、石川さんの3名は女子3000メートルリレーに出場。予選ラウンドを安定感を持って勝ち進むと、決勝ラウンドでは韓国、中国、カザフスタンと対戦。第一走者の長森さんからレース開始となり、一時は先頭に出るも、世界チャンピオン経験のある中国と韓国の先頭集団から離れてしまいます。カザフスタンとの着順争いになり、嶋田さんがゴール前で競り合うも僅差で敗れますが、先頭集団の韓国が転倒しており、銅メダル獲得に至りました。
また、嶋田さん、石川さんの2名は混合2000メートルリレーに出場。決勝ラウンドでは韓国、中国、カザフスタンとの対戦になり、日本は中盤まで最後方からレースを展開しましたが、残り2周回時に中国を交わして3位でゴールし、銅メダルを獲得しました。

長森さんのコメント:
4年に一度という舞台でメダルを獲得でき、これまで抱いていたオリンピックでメダルを獲得したいという思いがより一層強まりました。また、後輩2人とともに日本代表として戦いメダルを獲得できたことは一生の思い出になりました。

嶋田さんのコメント:
自分にとって大きな成長を実感できた大会でした。チーム全員で一つの目標に向かい、結果を出せたことはとても誇らしく思います。この大会での経験を活かし、さらに世界で活躍できるよう努力を続けていきたいです。

石川さんのコメント:
私にとって初めての国際大会で、未知の出来事ばかりでとてもいい経験ができました。個人種目の500mでは自己ベストを大幅に更新できました。団体の女子3000mリレー、ミックスリレーは自身の技量不足、経験不足をひしひしと感じましたが、どちらも銅メダルを取ることができ嬉しかったです。

橋本啓嗣・体育会スケート部スピード部門監督のコメント:
本大会は中国、韓国といったショートトラックスピードスケート強豪国が参加する非常にレベルの高い競技会であり前回オリンピックメダリストも多数出場していました。その様な大会において他国代表に引けを取らず、日本代表として恥ずかしくないレースをした3名を誇りに思っています。運に助けられた部分もありましたが、最後まで諦めずレースへ挑み続けたことで得られた結果であり、今後の更なる飛躍を確信しています。