2025.03.05.
本学卒業生の大相撲・宇良関が来校

2月27日、宇良関(宇良和輝さん、木瀬部屋)が本学に来校しました。宇良関は関西学院大学体育会相撲部出身で、2015年3月に教育学部を卒業した後、角界入り。2017年三月場所で新入幕を果たしました。しかし、その後、2度の大けがで序二段まで番付を落としましたが、2021年七月場所で幕内に復帰、2024年一月場所では新三役として小結に昇進するなどして活躍しています。今回はご当所の三月場所(大阪)にあわせての来校となりました。

宇良関は学内関係者らと懇談した後、学生時代を過ごした教育学部のある西宮聖和キャンパスを訪問しました。同キャンパスに隣接する保育園に通っている子どもたちと触れあった宇良関は「思った以上に、相撲や力士のことを知っていてくれていた。何より、皆さんが笑顔で迎え入れてくれたことがうれしかった。これを機会に、ご家族の皆さんと一緒に中継などで相撲を観て、その良さを知ってもらえれば」と笑顔で話しました。

その後、宇良関は平常展「NOBLE STUBBORNNESS─関西学院大学体育会のあゆみ─」を開催している大学博物館を訪問。関西学院大学体育会の標語 “NOBLE STUBBORNNESS” が誕生した経緯を紹介するパネルや関西学院の土俵開きを記念して開催された学内相撲大会のプログラム(「土俵開記念第1回角力大会番組」(1915年作成))の展示を見た宇良関は、「キャンパスのジオラマは圧巻。展示を通して、自分の所属していた相撲部を含む関西学院大学体育会の歴史を知ることができ、素晴らしい環境のもとで過ごせたことをあらためて実感した」と話しました。

今回の訪問を終え、宇良関は「限りある時間の中だったが、お会いできた皆さんの応援は想像以上で感謝している。KGファミリーの皆さんからの応援に恥じぬよう、一日一日を精一杯戦いたい」と振り返りました。今後の活躍が注目されます。