2025.01.21.
栗林千佳さん(理工学研究科 博士課程後期課程 3年生)が第61回アイソトープ・放射線研究発表会で「若手優秀講演賞」を受賞
栗林千佳さん(理工学研究科 博士課程後期課程 3年生 環境・応用化学専攻 谷水雅治研究室)が7月3日(水)から7月5日(金)にかけて日本科学未来館(東京都)で開催された第61回アイソトープ・放射線研究発表会において「若手優秀講演賞」(発表会内で優秀な口頭発表を行った学生および若手研究者を対象とした表彰)を受賞しました。
受賞した発表概要は以下の通りです。
【タイトル】
珪質・珪藻質泥岩中の深部地下水の234U/238U同位体比の変動把握
【発表概要】
ウラン同位体比(234U/238U比)は、浅層地下水の流動を把握する環境指標として用いられている。本研究では,応用例の少ない深部地下水を対象に234U/238U比の環境指標としての有用性を検討するため、北海道幌延地域の深部地下水の234U/238U比を測定した。その結果、234U/238U比は地表から深部地下への浸透した天水の寄与に応じて変動していることが確認され、深部地下水において水質の変動プロセスを把握するための指標として有用であると考えられた。
【関連ページ】
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