2024.12.23.
商学部・石淵ゼミが(株)Mandrillusと共同で新メニューを開発

商学部の石淵ゼミは、神戸、大阪に「マンドリルカレー」を展開する株式会社Mandrillusとの共同で、カレーと鉄鍋を活かしたメニューを開発しました。
石淵ゼミはこれまでも、食品メーカーや酒蔵、レストラン運営会社などと共同し、マーケティングを活用した食品・飲料の開発を行ってきました。今回は、西宮上ケ原キャンパス内にあるレストラン「鉄鍋キッチン」の協力会社でもあり、Z世代の若い顧客層を開拓したいMandrillusと、Z世代でもあり食品・飲料の開発の知見を有する石淵ゼミとのマッチングにより、共同開発プロジェクトの実現に至りました。

ゼミ生は9月から現状分析に取り組み、鉄鍋キッチンの来店ユーザーへのインタビューや定量調査を実施。またマンドリルカレー従業員へのヒアリング調査を踏まえたSWOT分析を行いました。それらの分析に基づき、満足感などの点で競合劣位となっていることを指摘し、新メニューを投入することでリポジショニングを図ることを提案しました。その結果誕生したメニューは、スパイシーなポークカレーにまろやかなホワイトソースととろけるチーズを乗せた「おしゃべりな山田さんカレードリア」。また、冷たいアイスと温かいフレンチトーストのマリアージュが楽しめる「鉄鍋フレンチトースト」も開発。これら2つのメニューは12月16日から18日の期間、西宮上ケ原キャンパス内の鉄鍋キッチンで販売されました。

このほか、カレー専門店の本格カレーが詰まった「カレー屋さんの特製ホットサンド」、チキンカレーがベースの巨大たこ焼き風「ごろっと満月カレーボール」も開発。2つのメニューは12月23日から31日まで、マンドリルカレー東山市場店で販売されます。
地産地消も研究している石淵ゼミは、食のマーケティングを通じて地域活性化にも貢献します。