2024.12.02.
法学部・早川ゼミが「関西広域連合協議会 大学生等との意見交換会」で優秀賞を受賞
11月23日に奈良女子大学で「関西広域連合協議会 大学生等との意見交換会」が開催され、法学部の早川ゼミが優秀賞を受賞しました。
当会は関西広域連合や関西の現状について、若者世代の理解を促進するとともに、関西広域連合の取り組み・運営等の参考とするため、域内の大学生等から政策提案を募集し、知事や職員らと意見交換を行うものです。今年度の政策提案募集のテーマは「関西全体の持続的な発展の実現」で、事前審査を通過した9チームがプレゼンテーションを行いました。
早川ゼミの政策タイトルは「過去から学び、未来に繋げる地域防災運動会」。ゼミ生7名は、阪神・淡路大震災の被災の風化、防災訓練の定式化、地域コミュニティの弱体化という課題に対し、地域内で防災運動会を開くことで、地域に合った防災対策を楽しく学びながら震災の記憶の風化を防ぎ、地域コミュニティの活性化を図ることを提案しました。防災と運動会を結びつけることで世代を超えた交流が生まれること、実施可能性が十分に検討されていること等が審査員に高く評価され、このたびの受賞に至りました。
ゼミ生の大元かくらさん(3年生)はプレゼンを振り返り、「緊張もあったが、これまでみんなで積み重ねてきた準備が優秀賞という形で実を結び、嬉しい」とコメントしました。また、藤原晴斗さん(3年生)は「今回の提案が防災意識を高めるきっかけとなれば嬉しい。防災運動会を単なるイベントにとどめず、日常の防災意識を向上させる取り組みになるよう実現に向けて進めていきたい」と今後の意気込みを語りました。
今回提案されたアイデアは、関西広域連合に所属するすべての自治体で共有される予定です。早川ゼミは、今後自治体と協力して、地域防災運動会の実現を目指します。