鎌田優香助教（生命環境学部 生命医科学科 沖米田司研究室）が11月6日から11月8日にかけてパシフィコ横浜で開催された第97回日本生化学会大会において「若手優秀賞」を受賞しました。
受賞した概要は以下の通りです。

【タイトル】
CFTR 変異体の小胞体関連分解におけるHECT型E3 ligase UBE3CとHERC3の機能

【概要】
嚢胞性線維症(CF)の原因蛋白質であるCFTR変異体はフォールディング異常を引き起こす結果,、小胞体関連分解(ERAD)される。本研究では、発光タグHiBiTを利用したCFTR ERADおよび逆輸送のリアルタイム定量法を用いて、どうぞ細胞質局在HECT型E3リガーゼUBE3CおよびHERC3によるCFTR変異体の分解機構を解析した。その結果、UBE3Cはユビキチン化非依存的にCFTR分解を促進すること、HERC3はCFTRの膜貫通領域を認識し、ユビキチン化を促進することで、ERADを促進することを明らかにした。