2024.09.24.
山本倫也研究室の学生らが Human Interface 2024 において「優秀プレゼンテーション賞」 受賞

山本倫也研究室の学生 佐藤瑞生さん(理工学研究科 博士課程前期課程 1年生)小倉紀音さん(理工学研究科 博士課程前期課程 2年生)原田光さん (工学部 情報工学課程 4年生)らが9月18日から9月20日にかけて京都大学 吉田キャンパスにて開催されたヒューマンインタフェースシンポジウム2024において「優秀プレゼンテーション賞(審査員による選考)」を受賞しました。
受賞した概要については以下の通りです。

【タイトル】
眼球運動と認知モデルを考慮した Rey-Osterrieth 複雑図形の板書・模写の分析

【発表者】
佐藤 瑞生(理工学研究科 博士課程前期課程 1年生 人間システム工学専攻)
小倉 紀音(理工学研究科 博士課程前期課程 2年生 人間システム工学専攻)
原田 光 (工学部 情報工学課程 4年生)
上田 樹美(京都大学)
福森 聡(山本研理系学部研究員)(香川大学)
山本 倫也(関西学院大学教授)

【発表概要】
視力ではなく、眼球運動や認知能力の問題で、学びが困難になる児童が少なくない。本研究では、この点に着目し、板書および模写時の眼球運動ー認知モデルを提案するとともに、それぞれの能力を計測できるタスクを設計した。また、これらのタスクとともに、検査でよく用いられる Rey の複雑図形を用いて板書と模写を行ってもらう実験を行った。この結果、様々な要因が関係するものの、眼球運動能力が低い場合に、板書や模写に時間がかかることなどを明らかにした。