2024.08.28.
2024年度インドネシア交流セミナーを開催しました
2024年度インドネシア交流セミナー(East Asia Student Encounter 2024, EASE 2024)を、8月8日〜22日に、"Creative Endeavors: Bridging the Gap through Arts and Crafts" をテーマとし、関西学院大学を中心に日本で開催しました。
EASEは 、本学とインドネシアの協定校サティヤ・ワチャナ・キリスト教大学(UKSW)の間で1977年から毎年日本とインドネシアを交互に舞台とし開催する国際合同セミナーです。今回は第47回、6年ぶりの日本開催となり、UKSWから学生15名と教職員3名を迎えて本学から学生15名と教員1名が本学の寮を中心に約2週間にわたって寝食を共にしました。 期間中には、講義、テーマに基づいたグループ・プレゼンテーション、料理交流会、文化交流会のほか、京都、広島へのフィールドトリップや1泊2日の一般日本家庭でのホームステイも行いました。
また、8月10日には、インドネシア初代大統領スカルノの夫人であるデヴィ・スカルノ夫人による講演会(言語:英語)を開催しました。EASE参加者の他にEASE同窓生、国際プログラム参加学生、一般学生のほか、在大阪インドネシア総領事も参加しました。
講演会では、日本とインドネシアの関係、そしてご自身の人生体験についてのお話を伺い、活発な質疑応答の時間が設けられました。「自分自身は若い頃に苦労を重ねたが、若者のフレンドシップが日本とインドネシアの関係の深化にとってとても大切である」という言葉などに多くの参加者が刺激を受けて次の行動につながる機会となりました。
この他にも、テーマをめぐる発表や議論、多様なプログラムによる深い交流によってお互いの国の社会・文化について理解を深めました。また、期間中、参加者は、日毎のDaily Partnerのペアで行動することによって30名全員お互いの交流を深めることができました。約2週間のプログラムの最終日にはUKSW学生が帰路につく関西国際空港で涙ながらに別れを惜しみ、今後の一生の友情を誓い合っていました。