最優秀賞の「あすぱん.」は、神戸市内のパン屋と連携し、売れ残ったパンを詰め合わせて「パンの宝箱」として販売するサービス。パン屋のブランドイメージを損ねることなく再販売し、食品ロス削減に貢献しています。メンバーは最優秀賞で授与された奨励金を基に、「フランスパンの日」である11月28日（火）に事業会社Bestieatを設立。神戸市内にオープンしたカフェ「℃alankoe」や、夜のパンニーズに応えるナイトベーカリーなどの取り組みを発表しました。Bestieatの代表取締役CEOであり、人間福祉学部3年生の小菅優衣さんは「楽しみながら社会課題の解決に関心を持ってほしいという思いから始まった」と活動の経緯を紹介。また、「これまでの『あすぱん.』が抱えてきた課題を網羅的に解消したサービスを考案中で、秋冬に発表できる予定。より多くの人に届けることのできるサービスを構築するのが楽しみ」と今後の展望について語りました。