2024.03.28.
久保直輝さん(理工学研究科 博士課程後期課程 2年生)が第12回(2023年度)応用物理学会関西支部「関西奨励賞」を受賞。

久保直輝さん(理工学研究科 博士課程後期課程 2年生 環境・応用化学専攻 増尾貞弘研究室)が応用物理学の発展・推進を目指した学術面での活発な活動を評価され、第12回(2023年度)応用物理学会関西支部「関西奨励賞」を受賞しました。

研究の概要は以下の通りです。

【タイトル】
ペリレンビスイミドーペロブスカイトナノ結晶ヘテロ超格子の構築

【概要】
近年、ペロブスカイトナノ結晶は、LEDなどの発光材料や太陽電池材料として盛んに研究されています。さらに、有機分子と組み合わせることでさらなる高性能化が期待できます。このとき得られる性能は、ナノ結晶と有機分子の集合構造に依存しますが、異種物質の集合構造制御は成し遂げられていませんでした。本研究では、有機分子の自己集合構造を利用することで、ナノ結晶と有機分子を精密に配列可能なことを初めて見出しました。