2024.01.22.
阪神淡路大震災記念礼拝 96人が追悼の祈り

関西学院は1月17日、西宮上ケ原キャンパスのランバス記念礼拝堂で阪神淡路大震災記念礼拝を執り行いました。学生・生徒、教職員、一般の方など82人が集まり、14人がオンラインで参加しました。

打樋啓史・宗教総主事が司式し、神田健次・名誉教授が「希望に生きる」と題してメッセージを担当しました。神田名誉教授は、被災した当時の状況や心境、またその際に学生が中心となり、教職員も支援して始まったさまざまな活動が現在のボランティア活動支援センターの礎になっていることなどを話すとともに、今年1月1日に発生した能登半島地震で被害にあった人々が一日も早く平穏を取り戻せるよう祈りたい、と語りました。

また、阪神淡路大震災で亡くなった本学の学生15人をしのんで、関西学院ハンドベルクワイアの久戸瀬 帆南さん(文学部2年生)がベルを15回鳴らし、全員で黙祷を捧げました。関西学院では、1995年の阪神淡路大震災で、学生15人、教職員ら8人が尊い命を失いました。関西学院大学は、この方々を追悼し、震災から学んだ教訓を忘れないように、1996年から記念礼拝を毎年行ってきており、昨年からは関西学院全体として開催しています。