2023.12.20.
6つのテーマでSDGsを学ぶ「SDGsスタディーズ入門」を実施

西宮上ケ原キャンパスで12月13日(水)、「SDGsスタディーズ入門2」の第13回授業が行われ、1年生から4年生までの学生約60人が受講しSDGsへの学びを深めました。
関西学院大学は国連大学SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)に参加しており、「SDGsスタディーズ入門2」はその取り組みの一環として本学学生を対象に2023年度より正課授業として開講しています。授業ではSDG-UP参加大学が提供する教材を積極的に活用しており、今年度は「開発・国際」「環境・持続」「経済・投資」「外国・共生」「ジェンダー・人権」「参画・変革」の6つのテーマを扱いました。

第13回のテーマは「参画・変革」で、持続可能な未来への変革を担う市民として社会に参画する意義と方法について考え、学生同士のグループディスカッションを中心に進行しました。「1週間後、1年後、5年後のわたし(たち)は持続可能な社会への変革にどう参画するか?」という問いに対し、商学部1年生の藤本涼葉さんは「1週間後にはアルバイト先の飲食店で廃棄を削減できるよう取り組みを提案したい。1年後には『KG SDGs キャンパスサポーター』の活動を通じて関学生へSDGsの認知を広めていきたい。5年後には勤務する会社でできることを模索したい」と話しました。

ラーニング・アシスタントとして授業を補佐する文学部3年生の砂原かなうさん、国際学部4年生の岩井綾菜さんは「学生が意見をシェアしたくなるような雰囲気づくりを工夫した。授業を運営する側の大変さを経験することで成長につながった」と話しました。
授業を担当する志甫啓・国際学部教授は「関学生の多くは民間企業に就職するが、改めて企業で働くことの意味を考えてほしい。組織を通じてより良い社会に貢献できることがあるのではないか」と学生に投げかけました。
授業終了後、国際学部2年生の足立涼夏さんは「SDGsは世界で達成していく目標だが、国単位だけではなく団体単位での取り組みもたくさんあることを学んだ。ローカルに目を向けることで、身近でもSDGsに貢献できるという気づきがあった」とこれまでの授業を振り返りました。

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