2023.12.12.
AI活用×コンサル 日本IBMとのコラボイベントを実施
西宮上ケ原キャンパスで12月1日(金)、日本IBMとのコラボレーションイベントを実施し、1年生から4年生まで計12人の学生が参加しました。
関西学院大学のAI活用人材育成プログラムでは、教職員と学生が一体となりカリキュラムを改善することに取り組んでいます。このたびのイベントはその取り組みの一環であり日本IBMの協力を得ながら実現、参加者全員でプログラムをより発展させるためのアイデアについて話し合いました。イベントでは日本IBMが培ってきたコンサルティングのノウハウや実例にも触れながらケースワークを行い、参加学生はコンサルに必要となるスキルを実践し体験することができました。
イベントはまず、コンサル業界や業務についての説明からスタートしました。講師を務めた日本IBMの現役コンサルタントは「顧客の課題解決策を練り込むことがコンサルタントの腕の見せどころ。現状を正しく分析し、解決策を導き実行するスキルが求められる」と紹介しました。続いて、マネージングコンサルタントがIBMで実際に行われている新入社員研修を基に具体的な手法やフレームワークを紹介。「今の社会ではテクノロジーの活用と課題解決の掛け合わせが求められている。学部での専門的な学び、AI活用スキル、今回体験するコンサルスキルを身につけ、社会で活躍するAI活用人材になってほしい」と語りかけました。
イベント後半では本学で発展科目として開講している「『AI活用実践演習』、『AI活用発展演習』の履修者を増やすためには」というテーマでグループワークを実施。学生ならではのリアルな目線を織り交ぜながら、講義で学んだコンサルスキルを実践し、チームで具体的な施策アイデアを考案し発表しました。
AI活用人材育成プログラムを統括している巳波弘佳・工学部教授は、参加学生に向けて「今後のプログラム受講へのモチベーションを上げて学びを高めてほしい」と話しました。また今年度で卒業する学生には「今日のイベントを通じてコンサルの実践的な学びが身につき、就職後に即戦力となる準備が整った。AI活用人材として活躍してくれることを期待している」とエールを送りました。