2023.12.01.
Jクラブ内定者記者会見を実施
11月27日(月)、西宮上ケ原キャンパスでJクラブ内定記者会見を実施しました。今年は過去最多となる 5 名の選手が日本プロサッカーリーグのクラブチーム(以下、J クラブ)に 2024 年度シーズンからの加入が内定しています。記者会見では各選手へのインタビュー、座談会、報道関係者からの質疑応答を行いました。
<写真右から>
倍井 謙(マスイ ケン)/名古屋グランパス(経済学部)、美藤 倫(ミトウ リン)/ガンバ大阪 (社会学部)、濃野 公人(ノウノ キミト)/鹿島アントラーズ (法学部)、長尾 優斗(ナガオ ユウト)/水戸ホーリーホック (社会学部)、望月 想空(モチヅキ ソラ)/FC 大阪 (商学部)
インタビューでは、各選手が「クラブ加入への抱負」「クラブ加入決断の背景」「自分の武器」などを順番に語りました。
倍井選手:「プロとしての実感が湧いている。ただ、加入はあくまでスタート地点。1年間からインパクトを残すことを意識する。地元である名古屋に帰ってプレーできるのはうれしい。地元の皆さんに恩返ししたいという思いだ」
美藤選手:「1年目から活躍し、オリンピックを意識したい。ガンバ大阪とは大学2年生のときに天皇杯で対戦した。その時、このスタジアム、チーム、サポーター、スタッフとともに戦いたいと感じた。球際の強さや守備面を生かしていければ」
濃野選手:「Jリーガーは憧れだった。タイトル獲得に向けて頑張りたい。鹿島アントラーズの勝利に貪欲という姿勢は、自分も大切にしてきたサッカー観だ。サイドバックからの攻撃参加やアシストでチームの勝利に貢献したい」
長尾選手:「結果にこだわり、水戸ホーリーホックをJ1に昇格させたい。水戸ホーリーホックは応援していただく地域の方々とともにあるチーム。人間としてもサッカー選手としても成長できる環境だと思っている」
望月選手:「ここまで辿りつけたのは周りの方々からの支えのおかげ。FC大阪には自分の得点力とポジショニングを評価していただき、自分の強みとFC大阪が求めているものがマッチしていると感じている。フィジカルの強さや決定力も発揮できれば」
続く座談会では、まず関学サッカー部の特徴や雰囲気が話題に上りました。キャプテンを務める濃野選手は、「160名ほどの部員がいて、4つものカテゴリに分かれている。しかし、いわゆる幽霊部員はおらず、お互いにモチベーションを高めあっている」と話しました。
そんなサッカー部での約4年間を振り返って長尾選手は、「大学3年生の時のインカレで桐蔭横浜大学との試合が思い出に残っている。相手チームの中にもプロ内定選手がいるなかで、ハイパフォーマンスを出せたことが、自分がプロ入りするきっかけになったと考えている」と話しました。座談会の途中では、SNSで寄せられた「お母さんの好きなご飯は?」という質問に美藤選手が「柚子胡椒がすこし効いたから揚げ」、倍井選手が「具がたっぷりはいったとろみのあるカレー」と答える温かい場面も。
座談会最後の「海外でプレーしてみたいか?」という問いに対しては、全員が「将来的には挑戦してみたい」と回答。中でも望月選手は、「大学生活でも這い上がってプロ入りを勝ち取ったという自負がある。しっかりと信念をもって、ステップアップしていきたい」と力強く語りました。
その後、メディアからの質疑応答、写真撮影を経て、記者会見が終了しました。
今後、日本のサッカー界をますます盛り上げてくれることを期待しています。