11月19日（日）、三重県津市で行われた第43回近畿高等学校総合文化祭 三重大会で、宝塚北高等学校放送部の出品作『ツキイチ運命戦』が、ビデオメッセージ部門で最優秀賞を受賞しました。

学校でお馴染みのイベント「席替え」をテーマに制作された当作品には、「席替え」を心理学の面から分析する専門家として本学の一言英文・文学部准教授が出演しました。

一言准教授は「宝塚北高等学校放送部の皆さん、このたびは最優秀賞の受賞、まことにおめでとうございます。皆さんがこの作品に込めた思いは、インタビューをお受けした時に強く感じましたので、結果につながって私もとても嬉しいです。宝塚北高等学校に特徴的な『ツキイチ』の席替えは、社会心理学における人間関係の築き方に関わる、面白い学校文化だと思います。今回のように、高校生の日常的な疑問に対し大学で積まれる研究知見が応えられることは、行き着く先が分かりづらいと感じてしまうかもしれない勉強に、それがより広い人間や社会の理解につながる可能性を感じてもらう機会でもあると思っています。微力ではありましたが、ご協力できてとてもよかったです」と話しています。

宝塚北高等学校の受賞報告記事は こちら