2023.09.19.
野島芹菜さん(理工学研究科 博士課程前期課程1年生)が錯体化学若手の会夏の学校2023で「Chemistry Letters Young Researcher Award」を受賞
野島芹菜さん(理工学研究科 博士課程前期課程1年生 化学専攻 田中大輔研究室)が、8月2日から4日にかけて九州大学西新プラザで開催された、錯体化学若手の会夏の学校2023において「Chemistry Letters Young Researcher Award」を受賞しました。
発表概要は以下のとおりです。
【タイトル】
弾性変形を示す含硫黄一次元配位高分子の合成と半導体特性の評価
【概要】
近年、機械的応力によりマクロな結晶形状が変化する弾性結晶が注目を集めている。しかし、これらの研究は有機分子を中心に行われており、物性に関しては発光特性に主眼が置かれていた。もし、弾性結晶に対して半導体特性を導入することができれば、フレキシブルデバイス等への応用が可能となる。本研究では、ハロゲンを置換基として有するベンゼンチオール誘導体配位子とカドミウムからなる、弾性変形を示す一次元半導体配位高分子の合成に成功した。
【関連ページ】
錯体化学若手の会夏の学校2023外部サイトへのリンク