2023.06.14.
喜多亮介さん(理工学研究科 博士課程前期課程 2021年修了)らのグループがヒューマンインタフェース学会で「第23回論文賞」を受賞

喜多亮介さん(理工学研究科 博士課程前期課程 人間システム工学専攻 山本倫也研究室 2021年修了)らのグループがヒューマンインタフェース学会において「第23回論文賞」を受賞しました。

論文賞は「ヒューマンインタフェース学会論文誌」にて最近2年間に公表され、学術・技術に大きく寄与する論文の著者に贈呈されます。
喜多さんらの論文は「特に小児の眼球運動障害の早期発見、介入に貢献することが期待され、臨床の現場で活用できるという有用性の観点から、論文賞に相応しい」と評価されました。

受賞した論文は以下のとおりです。
【タイトル】
眼球運動検査・トレーニングのための検査指標の開発
【論文概要】
視力ではなく眼球運動の問題で、読みが苦手な児童が多いと報告されている。本研究では、この検査トレーニングのための客観的な評価指標として、視線と頭部運動のデータを計測し、眼球運動を指標化する手法を提案している。また、年齢による眼球運動特性の向上や、専門家の判断と比較することで、提案手法の有効性を明らかにしている。

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