2023.06.15.
巳波弘佳教授が「生成AIにどのように向き合うか?」について講演
関西学院大学 副学長 巳波 弘佳 工学部教授(専門:数理工学)が13日、神戸三田キャンパスで「生成AIにどのように向き合うか?」をテーマに講演しました。
本講演は独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施する日独青少年指導者セミナー「社会の課題や変化に対応するための青少年を対象とした取り組み」の一環として開催。講演にはドイツ連邦共和国国際ユースワーク専門機関やフランクフルト・アム・マイン市青少年・社会局、ヴァーレンドルフ郡青少年・教育局など、ドイツ教育機関の関係者らが出席しました。
巳波教授は講演で、ライティング支援をはじめとする生成AIの得意分野について解説したあと、生成AIが持つ問題点や生成AIが教育現場に及ぼす影響について話しました。講演の中で巳波教授は、「AI技術を活用して現場の課題を解決したり新サービス・新製品を作り出したりするAIユーザーと、そのようなユーザーにソリューションを提供するAIスペシャリストの育成が大切だ」と語りました。
講演の終盤には、関西学院大学が日本IBM と連携して開発したAI活用人材育成プログラムを紹介。AIに関する先進的な取り組みとして始動した同プログラムのテーマは、「AIを『作る』から『使いこなす』人材を育成する」ことです。巳波教授は「バーチャルラーニング(eラーニング)では、オープンバッジを導入しており、スキルを可視化・証明できることも大きな特徴」と話しました。
なお、同プログラムは2019年4月に全学科目として開講、2021年7月には同プログラム「バーチャルラーニング版」を企業・自治体・大学向けに有償提供しています。
AI活用人材育成プログラムについて詳しくは
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AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版について詳しくは
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