2023.05.02.
大谷俊太さん(2022年理工学研究科修了)、長田典子・工学部教授らの研究グループが第17回日本感性工学会春季大会で「大会特別賞」を受賞

大谷俊太さん(2022年理工学研究科前期課程修了)、橋本翔・西南学院大学講師、杉本匡史・工学部准教授、長田典子・工学部教授らの研究グループが、4月12日(水)、第17回日本感性工学会春季大会で「大会特別賞」を受賞しました。

大会のテーマは「予測と感性」。受賞対象となったのは、論文『単語の係り受け関係に基づく印象評価構造の自動構築』で、大会テーマとの関連、産業界との関連、現社会の関心事への感性工学の寄与、学会の将来への寄与などの観点で評価されました。受賞論文の概要は以下のとおりです。

【論文概要】
感性価値は価格や機能といった既存の価値と同様に,製品設計に必要な価値であると考えられる。感性価値の分析には、人間の評価構造を可視化する評価グリッド法が有用とされているが、人的,時間的負荷が大きい。本研究では、テキストデータから印象語の修飾関係を抽出し、それらをネットワーク化することで評価構造を構築する方法を提案する。提案手法を用いて男性用ネクタイのレビューから評価構造を構築し、インタビュー実験から生成した評価構造と比較することで手法の有用性を示す。

【関連ページ】
第17回日本感性工学会春季大会・ISASE2022/ホームページ (atlas.jp) 外部サイトへのリンク