2023.04.06.
2023年度大学・大学院入学式を挙行
14学部に約6300人、大学院に約600人が入学
2023年度春学期入学式を4月1日、3日、西宮上ケ原キャンパスで行いました。学部約6,300人、大学院約600人の新入生が、青空の下、学園花通りの満開の桜を眺めながらキャンパスに踏み出し、大学生活をスタートしました。保証人も出席する入学式は2019年度以来、4年振り。式典には立ち見もできるほど多くの保証人が出席し、新入生を祝福しました。また、YouTubeでのライブ配信も行いました。
式典に続いて、学生の男声合唱団である関西学院グリークラブが演奏し、エールを送りました。新入生は力強く清らかな合唱に聴き入り、これからの大学生活への期待が高まっている様子が伺えました。
森康俊学長は式辞で祝福の言葉を述べた後、国際情勢と社会変化に言及し、「皆さんには、現在の日本と世界を取り巻く環境を、まずは自分自身で整理し、理解してみてください」と投げかけました。そして、「忙しい日々の生活の中で、わずかな変化を目や耳で感じ取ることは難しいですが、皆さんがこの大学を卒業する時には、今日とは確実に違う世界が実感できているはずです」と激励しました。
続いて祝辞に立った中道基夫院長は、関西学院は「“Mastery for Service”を体現する世界市民」を育むことを使命としていることに触れ、聖書と出会うことの重要性を伝えました。「関西学院で聖書から現代の科学に至るまでの知の連続性を学ぶことによって、より深い人間理解、世界理解を身につけてください」と新入生に語りかけました。
関西学院大学のシンボルである時計台と中央芝生。その中央芝生に「#KG」モニュメントを初めて設置しました。新入生は開放感とともに嬉しそうに友達や保証人と記念撮影をしていました。中には、ゼミ仲間と一緒に写真を撮る在学生の姿も。そんな先輩たちの姿を見て、新入生からは大学で勉強することがとても楽しみになってきたという声も聞こえてきました。