2023.03.22.
西宮上ケ原キャンパスで大学卒業式 5,109人が旅立つ(2022年度秋学期)
関西学院大学は3月17と20日、2022年度秋学期卒業式を西宮上ケ原キャンパスの総合体育館で行い、11学部5,109人に卒業証書を授与しました。今年は4年ぶりに保証人が出席し、卒業生の門出を祝いました。卒業式の様子は従来同様、YouTubeライブ配信も行いました。
村田治・学長は式辞で、お祝いの言葉とともに「新型コロナウイルスの感染拡大によって、皆さんは大学生活の約3年間、オンライン授業や課外活動の制限を余儀なくされ、大変苦労されたと推察します」と慰労。現在の若年・壮年層が環境問題、社会的公正、腐敗の防止などの社会問題への関心が強く、自己利益の追求だけでなく社会貢献へ参画する方向に世界の価値観が転換しつつあるとしたうえで「この考え方は、スクール・モットー“Mastery for Service”とほぼ同義。社会や世界の変化に対応するために、自己を鍛え、その成果を自分のためだけでなく、世界人類のために役立ててほしい。関西学院大学の卒業生としての誇りを持って、社会で活躍してください」と激励しました。その後、村田学長から各学部の代表者に卒業証書が手渡されました。
中道基夫・院長は冒頭に人工知能ツールが作った祝辞を紹介した上で、「皆さんはこれからAIとどうつきあうのかが問われていますと説明。「第4代院長のベーツ先生は、『関西学院は教育を通して、学生が自分の考えを持ち、自分の言葉で語れるようにする。それは、押しつけられた考えから自由になり、教えられた言葉から解放されて、自分で考え、自分の言葉を見出すことである、それが関西学院の使命である』と語っています。これは“Mastery for Service”を体現する世界市民にとって必要な資質」と訴えました。「それぞれの人生において、自分の言葉を発見する旅に出かけていく皆さんの上に神さまが共にいてくださることをお祈りしています」とメッセージを送りました。
卒業式当日にフォトスポットを設置「#KGGRAD」
関西学院大学は、2022年度秋学期の卒業生に向けて贈るプロジェクト『青いまま進め』を実施しました。 本プロジェクトに伴い、「#KGGRAD」を卒業式当日にモニュメントとしてキャンパス内中央芝生に設置。多くの卒業生がフォトスポットで記念撮影を行いました。