2023.03.15.
モリタホールディングスと包括協定を締結~三田市の振興に貢献~

 関西学院大学は3月8日、株式会社モリタホールディングスと包括協定を締結しました。新たな学びの機会の創出と共同研究の実施、持続可能なまちづくりへの貢献が目的。今後は防災と環境衛生に関する連携及び協力を行う予定です。

 モリタホールディングスは現在、「消防車輌」「防災」「産業機械」「環境車輌」の4つの事業を展開しており、グループ会社の㈱モリタ・㈱モリタテクノス・㈱モリタエコノスの本社及び生産拠点が三田市に集結しています。当日はモリタホールディングスの村井 信也取締役・常務執行役員ら3名が神戸三田キャンパスを訪れ、村田 治学長、森 隆史キャリアセンター長ら4名と今後の防災教育などについて意見交換を行いました。

 村井常務は「当社は日本で初めてガソリンエンジン付消防ポンプを完成しました。以来110年以上にわたって消防車のトップメーカーとして、日本の消防技術発展の歴史とともに歩んでいます。今後は地球に、環境に、人間にやさしい循環型社会の実現を目指して、神戸三田キャンパスの学生の皆さんと力を合わせ、防災について学ぶ機会を創出していきたいと考えます」と話しました。

 これを受けて村田学長は「神戸三田キャンパスはキャンパス全体でSDGsの達成に向けて取り組んでいます。理系4学部と総合政策学部による文理横断型の学びと技術の融合で防災SDGsにも取り組めると感じました。今後は防災・環境・衛生の観点でタッグを組み、地元三田市の新しいまちづくりに貢献しましょう」と今後の連携に対して期待を込めました。