2023.03.14.
東日本大震災記念礼拝 約20人が追悼の祈り

学校法人関西学院は3月10日、東日本大震災の犠牲者を追悼する記念礼拝を西宮上ケ原キャンパスのランバス記念礼拝堂で執り行いました。本学神学研究科前期課程を修了後に赴任した岩手県釜石市で被災した柳谷 雄介牧師がオンライン越しに登壇し、震災から12年間の思いを話しました。

4年ぶりに参列者を受け入れた記念礼拝には、学生・生徒、教職員、一般の方など約20人が会場に集まりました。賛美歌、交祷、聖書朗読の後、柳谷牧師は「大切なものを失ったが、人々はともに労わりあった。そして元気になれた」と話し、「今も悲しさと共にいる人々に神の恵みがありますように」とメッセージを送りました。

その後、関西学院ハンドベルクワイアの久戸瀬 帆南さん(文学部1年生)がベルを12回鳴らし、全員で黙祷を捧げました。震災当時、仙台市青葉区の小学校で地震を体験した久戸瀬さんは「小さいながらに不安を覚えた記憶が今も残っている。今は被災地に思いを馳せることで、復興が進むことを願います」と語りました。