2023.02.24.
川端遼さん(理工学研究科前期課程1年生)と矢尾育子・生命環境学部教授らの研究チームが未解明だった中枢性TRPA1チャネルの役割を明らかに

国際的な学術誌「Scientific Reports」に、理工学研究科の川端遼さん(生命医化学専攻 博士課程前期課程1年生)と矢尾育子・生命環境学部教授らの論文が掲載されました。
本研究は兵庫医科大学大学医学部 生理学講座の古賀 浩平准教授(神経生理部門)、荒田 晶子准教授(生体機能部門)らとの共同研究の一環として行われたものです。末梢神経において冷たさや痛みを感知するチャネルとして知られているTRPA1(Transient receptor potential ankyrin 1)が、中枢神経の局所においては近傍で生じた低酸素を素早く感知し、興奮信号を伝える役割があることを明らかにしました。
本研究成果は、Natureグループの国際科学雑誌「Scientific Reports」に2023年2月21日付けでオンライン掲載されました。