2023.01.30.
外国人留学生の修了式を3年ぶりに開催 105人が修了

修了式後の集合写真

修了式後の集合写真

関西学院大学は1月17日、現代日本プログラムに参加した105名の外国人交換留学生の修了式を西宮上ケ原キャンパスの中央講堂で3年ぶりに対面で開催しました。
 現代日本プログラムは、約3カ月間、日本語を集中的に学ぶ日本語専攻(Japan Language Track(JLT))と、現代日本に関する様々なトピックを英語で学ぶことのできる現代日本専攻(Modern Japan Track (MJT))から構成される交換留学生向けプログラムです。日本語の「読む、書く、聞く、話す」の四技能を集中的に学んだり、関学生と一緒に現代日本に関する基礎知識を学ぶほか、フィールドトリップ(京都/大徳寺、兵庫/人と防災未来センター)などを通して、講義で学んだ「日本」を実地で理解します。また、邦楽部や柔道部などの日本ならではの課外活動を通じて、関学生との交流を深める留学生もいます。

新関芳生・国際教育・協力センター長の式辞

新関芳生・国際教育・協力センター長の式辞

新関芳生・国際教育・協力センター長は式辞で「修了おめでとう。自分たちの国・地域とは全く異なる環境で過ごし、様々な出来事を乗り越えた皆さんは、人として大きく成長したはずです。皆さんは、コロナ禍に入ってから関西学院大学が対面で受け入れた初めての学生です。関西学院大学の一員として、皆さんの母校に戻ってからもその知識や経験を多くの人に伝えて頂けることを望んでいます。関西学院大学は、いつでも皆さんの帰りを待っています」とメッセージを送りました。

リップマン・アネ・ティヨルベンさんのスピーチ

リップマン・アネ・ティヨルベンさんのスピーチ

受講証書の授与や担当教員による祝辞の後、留学生がスピーチを行いました。日本語専攻の代表として登壇したデュッセルドルフ大学(ドイツ)のリップマン・アネ・ティヨルベンさんは「毎日取り組んだ日本語学習をはじめ、たくさんのことを頑張れたこの留学期間は私の誇り。関西学院大学での時間を通じて、世界中の友人ができた。別れは新たな旅立ちでもある。みなさん、いつかまたお会いしましょう」と挨拶しました。