2022.12.01.
堀川恭平さん(理工学研究科前期課程2年生)が物理学会で学生優秀発表賞を受賞

日本物理学会の秋季大会(物性)が9月12日から15日、東京工業大学であり、理工学研究科・西谷研究室所属(シミュレーション研究室)の堀川恭平さん(理工学研究科博士課程前期課程2年生)が学生優秀発表賞 領域10を受賞しました。
堀川さんは、アルミニウム合金の機械特性に大きな影響を与える高温での粒界のエネルギーを、アインシュタインモデルから第一原理計算によって理論的に求める手法を開発。ねじり粒界に適用したところ、この粒界では期待に反してエネルギーの温度依存性が小さいことを解明しました。

受賞題目と概要は以下の通りです。
【受賞題目】
Al⟨100⟩ 小傾角ねじり粒界の有限温度第一原理計算

【受賞題目の概要】
アルミニウム合金の機械特性に大きな影響を与える高温での粒界のエネルギーを、アインシュタインモデルから第一原理計算によって理論的に求める手法を開発。ねじり粒界に適用したところ、この粒界では期待に反してエネルギーの温度依存性が小さいことを解明しました。