2022.11.01.
学生団体「Re.colab KOBE」、「Suma豊かな海フェスタ 2022」でブースを出展

須磨海岸での集合写真

須磨海岸での集合写真

環境問題をはじめとする自然再生プロジェクトに取り組む団体「Re.colab KOBE」(通称:リコラボ)の学生約20名が、10月16日にJR須磨駅前南側周辺で行われた「Suma豊かな海フェスタ 2022」に学生自ら企画したブースを出展しました。

ブースでは、山と海のつながりをテーマに、リコラボが神戸市北区に保有しているファームで採れた畑の土と海の砂を触り比べる展示や、ファーム周辺に生えている竹を使って作った手作りの楽器や水鉄砲で子どもたちに遊んでもらう企画、さらに海洋プラスチックで作ったアクセサリーの展示販売を実施しました。多くの方が来場し、山と海のつながりを感じ、ブルーカーボンについての理解を深める機会を提供しました。

ブースを出展した学生は、「竹や海洋プラスチックは、山と海それぞれで邪魔者とされる側面もあるが、見方を変えればそれぞれ玩具やアクセサリーといった魅力あるものに生まれ変わる。視点の転換を参加者と共有したかった」とブース出展への思いを語りました。また、「ブースを訪れた方から『楽器や水鉄砲も全部竹で出来ていて面白い!』という言葉をもらい、海にいながら山にも興味を持ってもらい、海と山の繋がりを感じるきっかけを提供できて良かった」と話しました。
 

ブースの受付風景

ブースの受付風景

このフェスタは、Suma豊かな海プロジェクトの一環として行われました。海本来の生物多様性や生産性を保ちつつ、美しい海を取り戻すことを目的とし、漁業者、環境団体および市民が共に海の環境保全に取り組んでいます。フェスタにおいても、SDGs14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」の実現を目指し、出店者それぞれのメッセージを神戸市須磨から発信しました。