2022.10.21.
KSCでフジテレビアナウンサー永島優美さんを招いたトークイベントを開催
専門分野を「はみだし」、他の分野と「まざる」挑戦を応援する「はみだす、まざる、スクールシリーズ2」を10月14日、神戸三田キャンパス(KSC)アカデミックコモンズで開催しました。山崎亮教授・建築学部が進行役を務め、「学問・専門分野を横断する」をテーマにしたフリートークを本学OGでフジテレビアナウンサーの永島 優美さん(社会学部卒)と披露しました。冒頭には藤原明比古教授(工学部物質工学課程)がKSC5学部(理・工・生命環境・建築・総合政策学部)が取り組む「KSC分野横断型教育システム(※)」を説明する場面も。会場に集まった学生らは、その説明や、永島さんの体験談に耳を傾けました。
※KSC分野横断型教育システム
所属する学部における専門分野の深化に加え、多様化する社会で活躍できるような広い視野を育むKSC独自の仕組み
勇気を持って違う分野に飛び込むことの大切さ
「学生生活でやっておいた方が良いこと」というテーマでは、「行きたい場所、やりたいことがあれば1つでも多くやってほしい。私は学生時代、美術館や博物館によく行っていた。授業や部活動で忙しくても、時間をつくっていろんなことに挑戦すれば、経験や見識が広がる。」とお話しされました。「少しでも好きだなと感じることがあれば、周囲の人に素直に好きとに伝えることが大事。そうすれば、相手は喜んで教えてくれる。」と、”勇気を持ってちょっとはみだしてみる”ことの大切さを伝えました。山崎教授との絶妙な掛け合いで、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
好きなことに素直になれば自分らしさが見えてくる
質疑応答では多くの質問が寄せられました。「自分らしさって何だろうと悩むことが多い。自分のキャラクターってどうすればつくれますか。」という質問に対しては、「自分らしさは周りがつくるもの。だから上手くやろうとしなくていいし、固くならなくていい。自分の好きなものや楽しいと感じることを周りにさらけ出していけば、おのずと自分が見えてくる。それは分野横断にも繋がっていく。」とアドバイス。学生たちは熱いメッセージに真剣に耳を傾けていました。
今回、対面・YouTube Liveでのオンライン配信も含め約100名の学生が参加し、分野横断への理解を深める機会になりました。