2022.10.03.
産業研究所が兵庫県立大政策科学研究所と連携協定を締結~地域に根差した研究に向けて~

(向かって左から)田中 隆 教授(兵庫県立大学政策科学研究所研究員)、髙坂 誠 名誉教授(兵庫県立大学理事兼副学長)、 草薙 真一 教授(兵庫県立大学政策科学研究所長)、豊原 法彦 教授(産業研究所長)、 長峯 純一 教授(副学長兼常任理事)、山口 隆之 教授(産業研究所副所長)

(向かって左から)田中 隆 教授(兵庫県立大学政策科学研究所研究員)、髙坂 誠 名誉教授(兵庫県立大学理事兼副学長)、 草薙 真一 教授(兵庫県立大学政策科学研究所長)、豊原 法彦 教授(産業研究所長)、 長峯 純一 教授(副学長兼常任理事)、山口 隆之 教授(産業研究所副所長)

関西学院大学産業研究所は10月1日、社会科学に関する調査・研究及びその成果の普及等において連携する事を目的として、兵庫県立大学政策科学研究所と連携協定を締結しました。連携の第1弾として兵庫県立大学政策科学研究所が主催するシンポジウム「脱炭素社会の『未来』を拓く『アンモニア』の可能性」(2022年11月22日開催)の共催を予定しており、元産業研究所所長の野村宗訓・経済学部教授が討論者として参加します。

産業研究所は1934年の開設以来、基幹事業として学内共同研究事業、調査研究情報の提供、EU関連事業、兵庫県との調査研究に関する連携事業、産経新聞との連携事業、日本貿易振興機構(JETRO)との連携事業等を行って参りました。2015年には兵庫県と調査研究に関する協力協定を結び、兵庫県の地域経済の活性化等に貢献しています。今回の協定によって、より広い分野に対する調査・研究活動を進められることになります。

協定締結式に参加した関学大産業研究所長の豊原法彦・経済学部教授は「従来の各先生方による研究が、大学の研究所間での協定を通じてより多面的で地域に根ざしたものへと深化できることが期待される」と話しています。

兵庫県立大学政策科学研究所( https://ips-u-hyogo.jp/
我が国初の新制公立大学である神戸商科大学が、1950年に設置した「経済研究所」を嚆矢とする70年を超える歴史をもつ兵庫県立大学の附置研究所。現在は脱炭素社会の構築を最大のテーマとして、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいる。
 
関西学院大学産業研究所( https://www.kwansei.ac.jp/i_industrial/
経済動向や個別産業に関する調査、研究を行うことを目的として1934年に創設された社会科学系の研究所。現在は、学内外の研究者で構成される共同研究活動を中心に、シンポジウムやセミナーなど学術情報の発信にも力を入れている。